気仙沼市の基幹産業である水産業は、1980年代以降、漁業規制の強化・漁獲量の減少など厳しい状況にありました。また、観光産業の面でも、三陸リアス式海岸という有数の景観に恵まれながらも、観光地としての魅力を十分に発揮できておりませんでした。
この様な課題を解決するための第一歩として、1994年に気仙沼市が中心となり第三セクター「株式会社気仙沼産業センター」を設立し、1997年に『けせんぬま海鮮市場「海の市」』を開業し、営業してまいりました。
2011年3月に発生した東日本大震災による津波被害により、営業を休止することとなりましたが、2014年4月に施設名を『気仙沼「海の市」』として再建させることが出来ました。
今後も気仙沼地域の水産と観光の拠点施設として、また、地域の魅力の発信基地として、さらなる地域の発展を目指す企業として活動してまいります。